










先輩、今日泊まってもいいよね?3【えびぞり団】の管理人レビュー
今回読んだ「先輩、今日泊まってもいいよね?3」は、幼馴染の再会を描いた心温まるストーリーで、特に感情の機微が巧みに表現されています。主人公の大樹が過労で倒れ、その退院を迎えるシーンから物語は始まりますが、彼を迎えに来た元恋人の千秋との再会は、懐かしさと切なさが入り混じった印象を与えます。彼女が大人びた姿で現れる一方で、昔の不器用さを持ち続けているところが何とも愛おしいです。
この作品の魅力は、二人の関係のもどかしさと、そこから生まれる甘い緊張感にあります。特に雨宿りのシーンでは、密室での彼らの心の距離が徐々に縮まっていく様子がリアルに描かれていて、思わず引き込まれました。千秋の長年の想いが爆発する場面は、非常に印象的で、彼女の愛情の深さを感じさせます。
また、作者のイラストも素晴らしく、キャラクターたちの表情や仕草が生き生きとしていて、物語により没入しやすくなっています。全体を通して、過去の思い出と今の感情が交錯する様子が見事に描かれており、読後感も爽やかです。ファンにとっては、外せない一作だと思います。
先輩、今日泊まってもいいよね?3【えびぞり団】のあらすじ
「やけん 今ならもう全部受け止められるよ だいちゃんの事…」
すれ違ったまま止まっていた二人の時間が、甘い熱情とともに再び動き出す――
■ あらすじ
過労により倒れてしまった大樹。
退院の日、彼を迎えに来たのは、かつてすれ違いから別れた幼馴染の元恋人・赤空千秋だった。
背も伸びてすっかり大人びた彼女。
その姿に少しの戸惑いと寂しさを覚える大樹だったが、不器用に傘を壊してしまう昔のままの姿に、懐かしさと安堵を覚える。
雨宿りのために彼女を自室へと招き入れる大樹。しかし、彼の現在の女性関係を知った千秋は、長年胸の奥に閉じ込めていた秘めた想いを静かに、そして激しく溢れさせていく。
「今日、泊まってよかね」
過去の罪悪感ごと包み込むような、仕上がりきった身体と狂おしいほどの愛情。
ずっと止まっていた二人の時計が、再び甘く重なり合っていく……。
■ シチュエーション
・【病室での密やかな誘惑】後輩ふたりからの、嫉妬と焦りに塗れたアプローチ
・【再会と雨宿り】少し気まずくも懐かしい、二人きりの密室
・【元カノからの逆推し】長年の想いが爆発する、愛の重い情熱的なご奉仕
本文82ページ+表紙+α